Kindle Colorsoft
https://youtu.be/YFWefGGzt8A?si=gsDdDEqz3Dczh8X3
宮澤氏によると、白黒マンガと比較してカラーマンガの成長率は「極めて高い」という。
カラー化の実現には、従来のモノクロ表示の仕組みに、カラーフィルター層を追加する技術が用いられる。ただし、現在のカラー電子ペーパーには特有の制約がある。モノクロ表示時は300ppiの高解像度を実現できるが、カラー表示に切り替えると150ppi程度まで解像度が低下する。
解像度はカラー表示時150ppi、白黒表示時300ppiと、カラーで表示すると解像度が下がるのだが、会場で試した限りは、解像度不足を感じることはなかった。
製品名に「Colorsoft」とあるように、発色はかなり淡め。端末の設定で発色度を高める「ビビッド」モードも選択できるが、スマートフォンやタブレットのような鮮明な発色には及ばない。
日本では電子書籍の市場が急拡大している。
意外に思うかもしれないが、これは他国にはあまり見られない現象だ。アメリカの電子書籍比率は書籍市場の25%程度で、2017年頃から停滞している。電子書籍比率が拡大し、市場が大きく成長している日本が特例、ともいえる。
そして、それを支えているのはコミックであり、スマホ上のサービスである。
Kindleはスマホ市場とは一線を画する形で存在しているが、もちろん影響は出てくる。
それが「カラーコミックの増加」だ。
Colorsoftで使われているパネルである「Kaleido 3」は、モノクロ16階調の電子ペーパーに対し、4,096色対応のカラーフィルター層を重ねて構成されている。そのため、モノクロの場合には300ppi、カラーの場合には150ppiと、解像度も異なる。
https://www.youtube.com/watch?v=T2Lp7GWoYwo
https://www.youtube.com/watch?v=HgU9HHtHDXQ